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2月, 2012の投稿を表示しています

2.4GHz版プロポ作製-マイコンテスト編

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秋月電子で購入してきたPIC18F4550でUSB通信のサンプルプログラムをテストをしてみました。 ビルドしてみるの巻 1.先般インストールしたmicrochip社のライブラリ内にあるサンプルプログラム C:\Microchip Solutions v2011-12-05\USB\Device - CDC - Basic Demo\Firmware フォルダを、丸ごと適当なワーク用フォルダへコピーします。 ※以下は、今回使用するPIC18F4550に無関係なファイルをごっそり削除した状態。 2.プロジェクトファイルをMPLABに読み込みます。 3.パスが切れたファイルは(File not found)と表示されていますので、パスを設定します。 ひとまず、ソースコードの以下の2つだけでOKです。 usb_device.c usb_function_cdc.c ※元ファイルの所在地は、Missing File の所に記述されているので発見は容易です。 4.インクルードファイルは以下の通り一括してサーチパスを設定してしまえばビルドは問題無し。 ※但し、サーチパスを設定しても(File not found)のままなので、MPLAB上で閲覧したい時は、一々パスを修正しなければダメでした。 ファイルを再検索してくれる裏技?がありそうな気はするんですが・・・ ※サーチパスを修正 5.ビルドします。 6.BUILD SUCCEEDEDと表示されれば成功です。 実行してみるの巻 1.ビルドしたROMファイルをPICKIT2でチップに書き込みます。 ※書き込み中~ 2.JP1がUSBバスパワーになっている事を確認して、PCとUSBケーブルで接続します。 ※WindowsがUSBドライバの在り処を教えてくれろと要求してくるので、サンプルフォルダ内のinfフォルダを指定します。 3.無事にドライバがインストールされれば、以下の通りCOMポートが生成されます。   4.親切な事にWindows側のテストプログラムも用意されていますので、VB、VC++、VC#の中からお好みの言語を選んでビルドして実行

2.4GHz版プロポ作製-準備編

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Deltangの2.4GHz受信モジュールRx31にHブリッジコントローラを直結してバックに対応にするのは困難(受信チップ内のプログラム改変が必要)と判明しましたが、Rx41であれば同サイズのモジュールでHブリッジを搭載しているらしいので、必要な場合はこちらを使う事とします。 プロポに搭載するPIC18F4550は 秋月電子で発見 したUSBコントローラ内蔵のワンチップマイコンです。 USBコネクタが付いたモジュール基板が売っていたのでこれを使う事にします。 構想図 PICのプログラミング環境 世界中のホビイストに使われていますのでググれば山の様に情報は得られますが、更新も激しい様なので、覚書として・・・ アセンブラによる開発環境は完全にフリーですが、マイクロチップ社が提供しているUSB通信ドライバを使う為にC言語環境をセットアップします。 まずは、 マイクロチップテクロノジ社のサイト から統合開発環境のMPLAB IDEをDLしてインストールします。 現在のバージョンはv8.83でした。 次に、Cコンパイラをインストールしますが、使用するマイコンのシリーズに合わせて、MPLAB C for PIC18をDLしてインストールします。 なお、フリーで使えるものには製品バージョンの評価版とアカデミック版があるようですが、アカデミック版がお勧めの様です。 現在のバージョンはv3.4でした。 最後に、無償提供されている各種ライブラリ集(TI社のstellariswareみたいな物)をDLしてインストールしておきます。 ※USBやTCPIPなどを使わない場合は不要です。 microchip-application-libraries-v2011-12-05-windows-installer これで、プログラムを開発する為の環境は整いました!

Deltang受信モジュールの出力信号

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Rx31の出力信号波形を観測してみました。 1.ESC出力(FETのゲート信号) 1.36msec周期(約735Hz)のPWM出力となっています。 パルス幅は0%~100%まで64段階との事です。(David氏からの情報) 2.サーボ出力 22.1msec周期のパルス信号です。 パルス幅1.60msecを中心に±0.16msec変化するようです。

とうとうBigDogが最終開発段階に入るそうだ!

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今夏から1年半、米軍での正式採用に向けてフィールドテストが行われるそうです。 滑っても、蹴られても、文句も言わずに必死に堪える姿に皆さん拍手を送ってあげて下さい!! パロデイ版

Nikeの新ガジェットFuelbandが面白い!

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今月22日に米国で発売されるNiki+Fuelbandはヒットしそうな予感。(日本は今秋) 万歩計と言えばジョギングやウォーキングしない人には無縁の物だって思ってしまいます。 ところが、ハードウェア的には全く同様の仕組みなのに、様々な体の動きによって発生する加速度を、NikiFuelという活動量として表現してくれる事で、寝たきりの方以外の、全ての人に対して健康を保つ為に役立つかも!?と思わせてくれる、正にコロンブスの卵的な商品。 当然ながら、パラメタ化の分析処理にはエビデンスがないと、ナンチャッテ商品になってしまいますので、何処でも作れるって商品ではありませんが・・・ スタンフォード白熱教室の様な、創造力を養い、発揮する手法に関する教育の重要性をヒシヒシと感じます。 Fuelbandの分解写真(Engadget記事) 基板の長さ違いで3モデルあるようです。子供や女性、アメリカ人の大男と太さは相当違いますものね。 しかし、部品実装できて曲げられるポリイミド材料のフレキって1枚試作するにも目が飛び出るような費用が掛かるんですよね・・・ しかもこれは多層だから相当な費用掛かっただろな~

Deltang受信モジュールの出力仕様

1.標準のモードだと、CH1~CH4(Rx31の場合)のサーボ用制御信号 サーボ用信号の波形記述が無いので、欧米のラジコン業界でデファクトの仕様があるのかな? モジュールが手に入ったらオシロで観測してみる事とします。 2.モード設定によって、CH3の端子から7チャンネル分のシリアル信号が出てくる。 PPM信号又はRS232C(UART)形式のシリアルデータ ※CH5~CH7も受信しているけど、サーボ用信号として出ていないだけって事ですな。 こちらは詳しく載っていました。 シリアル出力の詳細仕様 一旦マイコンで受け取って、凝ったメカ制御等をしたい場合にも使えますね。 3.ESC(Electronic Speed Controller) FETを実装して、ブラシ付モーターを繋げばダイレクトに速度制御が可能になると。 但し、FETのONパルス幅が変わって回転速度が変わるだけだから、当然ながら逆回転は不可。 よって、今回考えている正転/逆転が必要な場合は外付け回路が必要って事ですな。 信号波形など判らない部分もあるけど、ひとまず、ラジコンカーに繋ぐ場合の回路の検討を始めてみるかな。