Debian on Windows8 + VirtualBox

先般はUSBブートのDebianをセットアップしましたが、使い勝手が悪いので仮想マシンとしてDebianをセットアップする事にしました。

従来はサーバー系OSでしか利用できなかった仮想環境Hyper-Vが、Windows8proでは利用可能との事で、システム要件を調べてみると、

 ① Windows 8 Pro または Windows 8 Enterprise
 ②64 ビット オペレーティング シ ステム
 ③RAM 4 GB 以上
 ④CPU が次の機能をサポートすること、またそれらが BIOS で有効化されていること
  ◦ ハードウェア支援による仮想化機能 (HAV) - BIOS では Intel VT と表示されている場合があります。
  ◦ データ実行防止または実行不可 (DEP/NX)
  ◦ 第 2 レベルのアドレス変換 (SLAT)
残念ながら、①~③はクリアしてますが、CPUがCore2Quadなので④を満たさず走りません。

無償利用可能で、著名な仮想環境と言えばVmwarePlayerVirtualBoxがありますが、どちらが安定しているとも大差はなさそうなので、VirtualBoxにしてみました。

ホストOS Windows8 pro 64bit
ゲストOS Debian Wheezy 32bit (RaspberryPi 向けコンパイラが64bitでは走らない為・・・)

1.Wheezyのインストーラをダウンロードしてきます。
DebianのWheezyサイトからi386(32ビット)のnetinstインストールイメージを落としてきます。
ちなみに、WheezyはまだRC1ですので、安定版じゃないと嫌な方はSqueezeのインストーラがこちらにあります。

2.VirtualBoxのインストーラをダウンロードしてきます。
VirtualBox 4.2.12 for Windows hosts をダウンロード。

3.VirtualBoxをインストール
ウィザードに従ってゆけば問題なくインストールできました。

名前はご自由に
タイプはLinuxを選択
バージョンはDebianを選択
ディフォルトまま
ディフォルトのまま
ディフォルトのまま
お好みで


大目に64GB確保しておきました。
仮想HDDの作成に1時間近く要しました。
起動をポチッとな
Wheezyのインストーラを選択します。
Wheezyのインストーラが走り出しました~
インストールが完了してVirtualBox内でゲストOSであるWheezyが走っている様子
デュアルブートと違ってWindows8とWheezyの両方を行ったり来たりできるのが便利です。
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4/30 追伸

ゲストOSのWheezy上でRaspberryPiのカーネルをビルドしながら、ホストOSのWindows8ProでYouTubeの動画を再生してみました。
一昔前のPCですが、この程度ならマシンパワーは十分の様ですね~





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