Windows8を試してみた

10月発売予定とされているWindows 8ですが、最終評価版である Release Previewを触ってみました。
既存のWindows上に上書きインストールすると元には戻せない点に注意!という事で、HDDの空きにインストールして、既存のWindows7やvista等とのマルチブートとする為にはISOイメージからのインストールが必要ですので、コチラからダウンロードしてきます。又、ダウンロードページに記載されているプロダクトキーをメモしておきます。

HDDにwindows8インストール用の空きパーティションを確保しておきます。システム要件は32bits版で16GB以上、64bits版で20GB以上と書かれていますが、イロイロと試してみるならば10GBほど加算しておくのが良いかもしれません。DVDやUSBからブートしてインストール開始。

基本的にはウィザードに従ってゆくだけですが、
インストール方法の選択時に詳細設定を選んで、確保した空きパーティションへインストールするように指定します。(インストール完了以降、起動時に既存のWindowsとWindows8の選択メニューが表示される様になります。)ログインアカウント作成時にディフォルトではMicrosoftアカウント(=WindowsLive ID、即ち、hotmailのメアド)を入力するように促されます。
※「Microsoftアカウントでサインインしない」を選べば、従来通りのPCローカルなログインアカウントを作成できます。

スタート画面
スタート画面はスマホやタブレットの様なタッチパネルPC向けの画面です。
※Microsoftアカウントでログインアカウントを作成していると、ログインと同時にWindowsLiveへサインインされて各種サービスに接続されます。


デスクトップ画面
見た目は普通なんですが、従来のスタートメニューがありません。
先ほどのスタート画面へ戻る方法も判らない・・・

デスクトップ上で右クリック

タスクバー上で右クリック

かなり焦りましたが、マウスカーソルをあっちこっちとウロウロさせてる内にようやく発見しました!
画面の右コーナー(上下どちらでも可)だと設定メニューが出てきます。
左コーナー(上下どちらでも可)だと起動中のアプリ選択画面が出てきます。
又、画面の上辺に持ってくるとマウスカーソルが手の形に変化して、右または左へドラッグすると、下の様に2画面モードになり、境目を左右へドラッグする事で切り替えられます。

VISTAとの比較

VISTAは32bit版、Window8は64bis版と違いますし、使い込んでいるVISTAとは単純比較はできないと思いますが、起動時点のメモリ消費はほとんど差はありませんでした。

VISTA

Windows8

明らかな差があったのは起動時間です。

OS選択画面からログイン画面が表示されるまでの時間はどちらも30秒と大差無し。
パスワード入力後に、デスクトップ画面が表示されるまでVISTAは52秒、更にガジェットが表示されて完全起動するまでに2分53秒も掛かっています。

ところが、Windows8はパスワード入力後にデスクトップが表示され、同じ時計やカレンダーのガジェットが表示されるまでに僅か8秒と瞬速でした!

VISTAを捨てる時期がやってきたかな・・・



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